ペースメーカー

DDDモード設定中のペースメーカーチェック方法【ブロック編】

ブロックの人のペースメーカーチェックってSSSの人と比較して苦手意識を持っている人は多いのではないでしょうか?

房室伝導がないとチェックの手段も限られますし、測定できないこともあるかと思います。

しかも、伝導がないので最悪心停止状態をつくってしまう可能性もあり大変危険な手技でもあります。

今回は、ペースメーカーを初めてまもない新人さん向けに書いてみたいと思います。

DDDモードでブロックの人のペースメーカーチェック方法(洞機能は正常な人とする)

ブロックの人は房室伝導がありません。

ですが、常にブロック状態ではない人もいます。

今回は洞機能は正常の場合を考えますので、

AS-VS、もしくは、AS-VPで作動している場合のチェック方法について考えていきます。

AS-VS

まずそのままセンシング測定を!

AもVも自己心拍が出ています。

自分でレートやモードを設定する場合、特に変更しなくてもそのまま出るでしょう。

一応、レートは40くらいに落としてもいいですね。

Vの閾値はAS-VPにして測定が安心!

VVIモードにして測定するのも良いですが、可能な限り生理的な動作が患者さんに違和感を与えにくくなります。

そのため、AVディレイを短くし、AS-VSだったのをAS-VPとします。

設定レートは変えなくて大丈夫です。

AS-VPがAS-VSとなるところを探します。

Aの閾値はレートを上げて測定!

心房はDDDモードのまま設定レートを20くらい上げて閾値測定をします。

AS-VP

ブロックの典型的なパターンです。

センシングから!Vは無理しない!

Aはレートを30〜40にします。

Vの方はブロックの人なので30まで落としてもおそらくでない人がほとんどだと思うので、

必ず、患者さんの様子をみながら行いましょう。

VVIの30まで落とせば出る人は出ると思いますが、より安全に行うとしたら、DDDで様子をみながらAVディレイを伸ばしていくのが良いかもです。

出なくても深追いはしすぎないようにしましょう。

中にはチェックの時に意識を消失してしまう患者さんもいます。

心停止の状態ですからね…

閾値測定はどちらもレートアップで!

AもVもレートを20上げて行いましょう。

VはVVIにします。

もしくはDDDのままで、レートもそのままでVPが落ちたところで止めましょう。

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