血圧が高いとかってよくききますよね?血圧って何なんでしょう。
高いと良くないなというのは分かるけど何でいけないのかはあまり考えたことないですよね。
今回は、そもそも血圧って何?
これについて分かりやすく解説していきたいと思います!
血圧ってなに?
血圧とは血液による血管内の圧力です。
心臓から血液が出てくることによって血管が押される力のことです。
血圧は、心臓が収縮して血液を押し出すときに高くなります。
血圧を計算式にすると?
血圧を計算式で表すと以下のように表すことができます。
心臓が血液を押し出す力(心拍出量、心臓本来の力)
×
血管の抵抗(血管の細さなど血管の状態)
心臓は収縮と拡張を繰り返すことで全身に血液を送っています。
まさに体のポンプなのです。
血圧には2種類ある!
心臓の動きの状態によって2つの血圧が存在することになります。
収縮期血圧
心臓が収縮すると血液が送り出されます。
その押し出された血液によって血管に圧力がかかります。
その時の血圧を収縮期血圧と言います。
拡張期血圧
心臓は血液を押し出すために収縮した後は、再び血液を送り出すために全身から返ってきた血液を貯え拡張します。
心臓に血液を戻すために血管内の血液量は減ります。
ということは血管にかかる圧力は減りますね。
この時の血圧は拡張期血圧といい、収縮期血圧より低く出るのはそういう理由なのです。
血圧が高くなるのは何で?
さまざまな原因で血管が硬くなることを動脈硬化と言います。
血圧は血液が押し出されることで血管にかかる圧力でしたね。
本来弾力のある血管が、動脈硬化により硬くなると血管にかかる圧力の逃げ場がなくなり、血圧がより高くなるのです。
おまけ:脈圧
脈圧とは動脈硬化の指標のひとつです。
収縮期血圧と拡張期血圧の差で表します。
脈圧が大きいほど動脈硬化がすんでいると言われています。
まとめ
いかがだったでしょうか。
身近にありながらも血圧がどんなものなのか知らなかった人が多いのではないでしょうか。
血圧を測ることで簡単に体の状態を知ることができるのです。
何回か登場した動脈硬化ですが、
動脈硬化が進むと、心筋梗塞や脳梗塞を起こしやすいといわれています。
生活習慣がおもな原因となっているので普段から意識することが大事なのです。