今回は、鎌倉の報国寺の歴史と魅力について解説します!
こちらで報国寺のお寺の解説も行っているので、よかったらどうぞ
この記事の内容
報国寺の魅力を解説(おすすめのお寺)
報国寺といえば、竹林!
という方が多いですが、実は他にも魅力があります!
報国寺の魅力
(魅力.1) 竹林(孟宗竹の竹林)
(魅力.2) 枯山水
(魅力.3) 歴史!!
(報国寺の魅力.1) 竹林

報国寺の竹は、孟宗竹という種類の竹を1000本以上使っています。
報国寺では竹が風に揺られて折れてしまわないように、
竹どうしを紐で結んでいます。庭師の工夫が見られますね
孟宗竹(もうそうちく)について
- 801年に、中国から来た竹の種類
- タケノコとして一般的に流通している種類
竹には他に『真竹』『破竹』などがあります。
また、竹の庭を見ながらお茶を飲むことができて、一服できます。
拝観料は200円で抹茶と茶菓子をいただけます。
(報国寺の魅力.2) 枯山水
竹の他にも魅力があります!枯山水です!


報国寺の各所、中庭には枯山水があり、空間を広く見せています。
枯山水(かれさんすい)について
- 平安時代からある庭を彩る工夫
- 平安時代では『水を引く』ということがお金がかかるため、
水がなくても自然を楽しむことができる - 石や砂を使って、池・海・水の流れを表現している
また、枯山水の種類はたくさんあります!
- 平庭式…平らな庭に作られる
- 準平庭式…平らな庭に山などを作る
- 枯池式…池があるように石を組んで池を表現
- 枯流れ式…水の流れを表現
- 築山式…傾斜地を利用して滝の流れを表現
(報国寺の魅力.3) 歴史!

こちらにあるのは『北条・新田合戦の時の両軍戦死者を弔う供養塔』です。
報国寺には各所に歴史の中でできた文化財があります。
報国寺の歴史を解説(おすすめのお寺)
- 1333年 … 鎌倉幕府が滅亡
- 1334年 … 南北朝時代が開始(建武の新政)
- 1334年 … 足利家時が報国寺を開く
- 1439年 … 足利持氏が永享の乱に負けて、報国寺で自刃
- 2007年 … 山門(入り口の門)を再建
- 2009年 … ミシュラン・グリーンガイドで三つ星を獲得
報国寺は開いてから、700年ほど歴史のあるお寺なんです!
しかし開く一年前に、鎌倉幕府の倒幕がありました。
鎌倉幕府は源氏が将軍ではありましたが、北条氏が実権を持っていて、他の御家人との折り合いもつかなかったため、内部から崩れていってしまった歴史があります。
報告時が開いてからは、いくつか修繕があり、2009年にミシュラングリーンガイドで3つ星を獲得しました。
このミシュラングリーンガイドは旅行者にお勧めしたい場所が乗っていて、最高ランクは『三つ星』です。
なんと報国寺は最高ランク!
ぜひ、報国寺にいって、歴史を感じてみてください!